生活習慣病
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生活習慣病を改善して健やかな毎日を
生活習慣病とは?
生活習慣病とは、食生活、運動、睡眠、喫煙、飲酒、疲労、ストレスなどの生活習慣の乱れが病気の発症リスクになると考えられている病気のことです。
代表的なものとして糖尿病、高血圧症、脂質異常症などがあります。
生活習慣病は明確な自覚症状がないまま徐々に進行していき、どんどん合併症のリスクが高まることになりますので、健康診断で異常を指摘された場合には、そのままにせずにお早めに和歌山県海南市のしんがきクリニックへご相談ください。
まずは食事や運動などの普段の生活習慣の見直しから始めて、それでも十分な効果が得られないような場合にはお薬を使った治療を行います。
患者様お一人おひとりの年齢や症状、合併症の有無などに応じて適切に治療を進めて参ります。
今、あなたにできることから少しずつ
生活習慣病の治療では、当然、生活習慣の改善が重要になりますが、いきなり無理な改善は禁物です。
生活習慣病は長いお付き合いになる慢性疾患ですので、1回の検査で「数値が良くなった・悪くなった」と一喜一憂するのではなく、3ヶ月・半年・1年と長いスパンで考えることが大事です。
数値を良くしようと1ヶ月、がむしゃらに頑張っても、2ヶ月後に元に戻ってしまっては意味がありません。
“今、あなたにできることから少しずつ始める”
これが大事なのです。
当院でも生活習慣病の患者様を診させていただく際には、「生活習慣の病気ですので、すぐに良くならなかったとしても落胆せずに、数ヶ月単位、年単位という長い目でみていきましょう」とお伝えして、その方に寄り添いながら生活習慣の改善を応援させていただきます。
糖尿病が胃腸の不調を引き起こすことも…
これはあまり知られていないことなのですが、糖尿病にかかっているために胃腸の調子が悪くなる方がおられます。
でも、そうした方はあまり「その不調、糖尿病のせいです」と言われたことがなく、自分が糖尿病であることは知っていても、それが原因で胃腸の不調が起きているということに繋がっていない方が多くおられます。
もし糖尿病患者様の中で、現在、胃腸の不調でお困りでしたら一度当院へご相談ください。
慢性疾患である糖尿病へ適切に対応しつつ、胃薬などを使って胃腸のお悩み解消を目指して参ります。
主な生活習慣病
糖尿病
糖尿病とは?
糖尿病とは、インスリンの分泌や作用が不足することで、血液中のブドウ糖が異常に多くなり、血糖値が高い状態が続く病気です。
糖尿病は原因によって4つのタイプ(1型糖尿病、2型糖尿病、その他の糖尿病、妊娠糖尿病)に分けられますが、日本人に圧倒的に多いのは2型糖尿病です。
糖尿病の症状は?
初期にはあまり自覚症状は現れませんが、高血糖状態が続くと口の渇き、水分の多量な摂取、多尿、体重減少、疲れやすくなるなどの症状が現れます。
糖尿病の合併症は?
進行すると視力の低下をともなう糖尿病網膜症、腎臓の作用が低下する糖尿病腎症、手足のしびれ・痛みをともなう糖尿病神経障害などの合併症を引き起こします。
これらの合併症は糖尿病の3大合併症とされています。
高血圧症
高血圧症とは?
高血圧症とは、持続的に血圧が高い状態を言います。
最高血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、最低血圧(拡張期血圧)90mmHg以上の場合、高血圧症と診断されます。
高血圧症の症状は?
高血圧症そのものに症状はありませんが、高血圧状態が続くことで血管に負担がかかり、脳出血や心肥大などの合併症を引き起こす恐れがあります。
もし、高血圧症の方で頭痛、動悸・息切れ、めまい、むくみなどの症状がある場合には、重大な合併症が起こっている恐れがありますので、そのままにせずにお早めに当院へご相談ください。
高血圧症の合併症は?
高血圧状態が続くことで動脈硬化を引き起こして、脳血管が破裂する脳出血、脳血管が詰まる脳梗塞などが起こる恐れがあります。
また心臓では心肥大、心不全、狭心症、心筋梗塞などの重大な合併症を招く恐れがあります。
脂質異常症
脂質異常症とは?
脂質異常症とは、LDL(悪玉)コレステロールや血液中の中性脂肪(トリグリセライド)などの血液中の脂質が異常に多い状態、またHDL(善玉)コレステロールが基準よりも少ない状態のことを言います。
脂質異常症は過食、アルコールの飲み過ぎ、肥満などの生活習慣が大きく関わって発症すると考えられていますが、特に内蔵に脂肪がたまる“内臓脂肪型肥満”の方は脂質異常症を起こしやすいので注意が必要です。
脂質異常症の症状は?
脂質異常症ではほとんど自覚症状が現れず、そのため多くの方は健康診断で異常を指摘されて病気に気づきます。
脂質異常症の合併症は?
脂質異常症はそれだけで何か症状が現れるわけではありませんが、LDL(悪玉)コレステロールが増えることで血管に負担がかかり、動脈硬化を進めて脳梗塞や心筋梗塞などの重大な合併症を招く恐れがあります。